 |
page1/5
転職を機に途絶えていたアイアンマンへの挑戦。新しい職場にも慣れ、今年、やっと出場する決心がついた。2004年以来、3年ぶりのアイアンマンジャパン。緊張や不安もあるが、再びこの舞台に戻って来ることができた喜びの方が、はるかに大きい。
6月15日(金)
昨日、夜22:30に出張先の千葉から帰宅。それから9時間後、すでに私は福岡行の機中にいた。
福岡空港で、チームガナスのkikuさんと合流。悪名高きボンバルディア機に乗って五島・福江へ。ちゃんと車輪も出て、無事ランディングした。天候は雨。
街の随所で、歓迎の看板や横断幕、のぼりを見ることができる。
ホテルに直行し、バイクを組み立て、選手登録を済ませ、競技説明会に出席。18:00からは、カーボパーティ(前夜祭)に参加した。24カ国86人の外国人選手がエントリーしていると発表があった。アメリカが24人でトップ、続いて韓国が20人、あとオーストラリアがそれに続く。リトアニアやスウェーデン、タイ、アルジェリア、メキシコから来ている選手もいた。彼らに日本で開催されるアイアンマンは、どのように映るのだろうか。
800名が集まったパーティの会場(体育館)。準備してくれるスタッフは皆、ボランティアだ。ただ、感謝、である。
料理、飲料ともに十分なアイアンマンのパーティ。五島うどん、牛丼、魚のフライ、ヨーグルト、から揚げ等がある。

選手登録会場で売られていた「アイアン麺」。おやじギャグを、そのまま商品名にしてしまっている。
|
 |
16日(土)
朝6:00に起きて、バスでスイム会場へ。20分ほど、試泳した。波が高く、非常に泳ぎにくい。スポーツクラブのプールでは、アクアビクスで暴れるおばちゃんが引き起こす波の中で泳ぐ練習をしてきたが、この日の海は、その比ではなかった。ちょっと不安。水温は21℃前後で、問題なし。

天候は曇り、ウインドブレーカーがないと寒い。
海から上がると、優勝候補のパク・ビョンホン選手(韓国)がいた。お願いすると快く写真撮影に応じてくれた。そして日本語で「がんばってください」と言ってくれた。なかなか、いいヤツである。
宮古島トライアスロンでも優勝している、韓国のパク・ビョンホン選手と。トライアスロンも韓流の時代か。
試泳を終えホテルに帰り、シャワーを浴びた後、バイクとヘルメットのチェックを受けに行った。ストラップが緩いのを注意されたが、それ以外は問題なし。私のバイクは、丁寧に毛布で包まれトラックに積み込まれて行った。
これで、全ての手続きは完了。あとは、明日のスタートを待つだけ。徐々に緊張感が高まって来た。雨は午前中で上がり、明日の降水確率も30%まで低下。曇りという、絶好のコンディションが期待できそうだ。

前回出場した時(3年前)は福江市だったが合併により五島市になった。福岡から飛行機で約30分だ。
next page→
|
 |