7 Sep 2008佐渡国際トライアスロン2008 Swim:3.8km/Bike:190.0km/Run:42.2km  

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Bike/190km

スタート前「天候は良い方向に向かっています」とのアナウンスがあった。そのため、天気に関しては安心しきっていた。しかし、バイクスタート後30分もしないうちに、ゲリラ豪雨となった。雨の勢いが強く痛みを感じるほどだ。コンタクトをした目に、雨水がしみる。

道には水たまりができ、それが抵抗となり、スピードが一向に上がらない。
「もしかして、中止になるのでは?」と思うくらいの勢いだ。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけだが「中止になったらいいのに」と、思ってしまった。

このゲリラ豪雨も30分程度で、小降りになった。60kmを過ぎると山岳コースに入るのだが、その頃には、雨は完全に上がっていた。気温もそれほど上がらず、スイムに続いてバイクもベストコンディションとなった。

60-80kmの山岳コースを抜けると、しばらくは平坦なスピードコースとなる。しかも、追い風。山岳部で脚を使い過ぎないようにペースを抑えていたため、140kmくらいまでは、比較的順調に走ることができた。


後半160kmを過ぎてからの登りは強烈だ。最後の坂を意識するあまり、前半はあまり飛ばせなかった。

147kmのエイドステーション手前で、Jさんを発見。一緒に数々のレースに参加しているが、前を行かれるのは初めてのことだ。一気に追いつこうと思った瞬間、なぜかトイレに行きたくなり、Jさんを目前にして、赤泊エイドステーションでトイレへ直行した。
トイレに行く間に脚を休めることができたため、スピードアップすることができた。おかげで、ほどなくJさんに追いつくことができた。

160km地点の小木のエイドステーションでは、バイクを止めてバナナで栄養補給。この先には、最大の激坂が待ち構えている。そのため、最初から、ここで補給&休憩するつもりだった。ここでのストップは予定通りなのである。
いつもなら、半分しか食べないバナナだが、ここでは丸々1本と半分を食べて十分補給した。
ボランティアのおばちゃん「(雨が降ったけど)寒くなかった?」
私「寒くはなかったけど、(雨が)痛かったです」
など、世間話をしながら体力を回復させ、いざ、最大の難所へと向かう。

と、ここまでは良かったのだが、この激坂、小木のエイドステーションを出て1分もしないうちにやって来た。食後すぐということもあり、胃の中のバナナはほとんど消化されることなく、一気に口の方に向かって上昇して来た。喉の辺りまで、バナナの“バナ”くらいは出てきていたと思われる。







190kmのバイクコースに比べれば、雨なんて何の問題にもならない。

急坂と喉を駆け上ってくるバナナと格闘しがら、ふと坂の上を見ると、Jさんが元気に上って行くのが見えた。どうやらバナナを食べている間に、抜き返されたらしい。
がんばって追いつこうとするが、彼女のピンクのウエアは、大きくなることはなく、いつしか私の視界から消えていった。さすがに年代別優勝する人は、他の女とは違う。
バイクスプリットは6:56:21。227人を抜き、220位まで順位を上げた。


用意した補給食。ロングは、とにかく食べないと走りきれない。



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