28 Nov. 2010万博国際ふれあいマラソン Run:21.1km 

唯一?午後スタート

万博国際ふれあいマラソンは、珍しく午後から(12:30)のスタート(ハーフの部)。玄関から受付まで20分もあれば十分なので、朝は余裕があります。あり過ぎて、コタツと一体化してしまいました。

マラソン大会に参加するとは思えない10:30にゆったりと出発。受付テントに11:00前に行くと、まだ半分も受付に来ていない模様。皆さん、随分、のんびりされているようです。

この大会のスタート順は、特殊です。前から、年代別に並ばされます。スタートの一番前から、〜39歳、40〜55歳、55歳以上。よって、職場の仲間と勢いで申し込んでしまいました!的な兄ちゃんたち、そしてほぼ全ての女子など、どう謙遜しても負けそうにもない人たちが、スタート前から私の行く手を阻(はば)んでいる状態です。

しかし、スタート直前になると、自信のある本気のおじさんランナーが、列を無視して前に出始めます。私も恐れながら、少しずつ前へ。それでも、スタートからダッシュできるような位置は確保できませんでした。

12:30スタート。約5kmのコースを4周回する21.1km。急坂あり、オフロード(1kmのど)あり、急カーブ(折り返し2回等×4周)あり、タイムを狙うのは非常にむずかしコースです。


平均心拍数は、過去4戦の中で一番低くなっていますが、逆に最大心拍数は最高の176に達しました。これは、記録ではなく、6位争いをしていたため、いろいろと駆け引きがあったのが原因です。


写真でも。上っているのがわかります。4周回なので4回上らなければなりません。




入賞を目指して

まず1周目、マイペースで走って様子を見ることにしました。
3kmも走らないうちに、このコースじゃ好記録は望めそうにないという自信は確信に変わりました。適当に流そうか、と思いながら、なんとも中途半端なペース(ラップ一覧を参照)で1周目を折り返しました。

しかし、折り返しで順位を確認すると年代別では8位。しかも6位の人は、すでにバテています。7位の人は目の前。記録が望めない今、目標は6位入賞に変更するしかありません。

2周目は、7位の人に付くことだけを考えて走りました。ついて走ると、人には得意な場所と苦手な場所があるのがわかります。楽についていける場所もあれば、限界ギリギリで頑張らないとついていけない場所もあるのです。
入賞がかかっていなかったら、無理に付いて行くことはなかったのですが、手ぶらで帰るのも淋しいので、厳しいシチュエーションでも、なんとか踏ん張って付いて行きました。


後ろの方と15km以上、競い合いました(相手はどう思っておられるかは、わかりませんが)。そのおかげで、4周回というコースに飽きることもなく、また21kmがいつもより短く感じられました。

3周目は私が前に出ました。あまり後ろばかり走っているといやらしいので。
前に出て、ペースを上げてみたりしましたが、相手も意識しているらしく全く離れてくれませんでした。
17kmあたりから疲れが出始めたので、先頭を交代してもらい、その間に少し休もうとペースを落としてみました。しかし、前に出てくれる気配はありません。ラップ17で4:27/km、ラップ19で4:31/kmまで落としましたが、それでも前に出てくれません。力をためているのか、いっぱいいっぱいなのか、知人ならまだしも全然しらない人なので、実力の程は全くわかりません。

このまま後ろで休まれて、ゴール寸前でスパートされて負けたら最悪。そう思い、
ペースを一気に上げて(3:57/km)逃げ切りを図ってみました。この作成が見事成功。みるみるうちに、足音は遠ざかって行きました。ゴール手前1kmで確認すると、すでに安全圏といえる距離が開いていました。


最後の坂を全力で上りました。その時、心拍数は今年最高の176に達しました。

目標のタイムには遠く及ばない1:26:47。でしたが、なんとか、ギリギリ表彰台をゲットしました。目標タイム達成と入賞、どちらかと言うと目標タイムの達成が嬉しいですが、今回は仕方がありません。何もなし、よりはいい。そう思うことにして、商品の図書券1000円を手にしながら、帰宅しました。

ハーフ5戦を終えて、ただ、実力不足を実感するのみ。でも、これを年齢のせいだとは思いたくありません。努力すれば、必ず1時間24分は切れると信じて、またチャレンジしたいと思います。

      
      右上の公園東口付近がスタート。結構、アップダウンのあるコースです。