20 Sep 2009サンライズ磐田in竜洋 Swim:2km/Bike:70km/Run:20km  

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Swim 2km

海でもなく、湖でもなく、川でもない。そう、ここは“池”である。透明度なんて、ほぼゼロに近い。淀川、いや神崎川と変わらない。水を飲むと病気になりそう。水は完全な真水ではなく、若干塩気が感じられる。なぜわかったか、意図せず飲んでしまったから。

ただ、海とは堤防で仕切られているため、風が強いにも関わらず、池(スイムコース)は波もなく穏やか。スイムを苦手とする私でも、安心して泳ぐことができる好コンディションだ。


壁面沿いは辛うじて足がつくため、選手は壁にしがみつくようにしてスタートを待つ。

スイムは1周1kmのコースを2周する。私がエントリーしたAタイプは参加者195名とアイアンマンジャパンや皆生と比較すると少ない。しかし、最初のコーナーまでは、かなりのバトルとなった。

しかも、コーナーにブイがあるだけで、その間には全く目印がないためヘッドアップが苦手な私は、最短距離を泳ぐのに苦労した。

そして、やっかいだったことが、もう一つ。水温の変化が激しいことだ。1周するうちに何回か、ぬるくなったり、冷たくなったりを繰り返す。これは、あまり気持ちのいいものではなかった。

さすがに2周目になると、参加者が少ないこともありバトルはなくなり、自分のペースで泳ぐことができるようになった。しかし、悲しいかな、距離が2km、つまりアイアンマンの約半分にも関わらず、泳ぐペースはアイアンマンと同じ。結果、195人中95位とほぼ真ん中の順位でスイムフィニッシュした。0:36:44(95位/195人中)。

2kmを36分台なんてあり得ないので、多くの人が指摘している通り、実際には2kmないと思われる。スイム1位の疋田選手なんて、21分台である。


Bike 70km

スイムが終わると、私のレースが始まる。しかも、いよいよ自慢の電動デュラエースが実戦デビューする。このために、この大会に出場したと言っても過言ではない。

バイクは、竜洋公園から約2.5kmのところにあるスズキ自動車のテストコース1周約6.5kmを10周回して帰って来る70km。大半が自動車のテストコースなので、ほぼフラットな高速コースだ。道幅も広く、安心して飛ばすことができる。
ところが難関は、テストコースに入る前にやって来た。

テストコースの入口で工事が行われており、バイクでは走れないガタガタ道。そこで、砂を敷いた即席自転車道(約400m)が作られていた。しかし、これが曲者で、数十台の自転車が通っただけで、もうそこは砂場状態。ハンドルは取られ、後輪は埋もれるで、転倒者が続出した。

そう言う私も、転倒してしまった。電動デュラエースを使用している私が一番避けたいのは、転倒することである。しかし、転倒してしまったのである。

「転倒する」と自覚してから地面に到達するまで、私は何度も「電動デュラエース!」と叫んでいた。そして、無意識のうちに大切な電動デュラエースを、体を張って守っていた。体は砂だらけ、脚には擦り傷を負ったが、電動デュラエースは無事だった。その後は、ペダルからシューズを外し、安全第一というか電動デュラエース第一で走行した。







テストコースに入ると気持ちよく走ることができる。風が強いものの、ずっと平地だと思うとペダルを強く踏むことができた。まずは、同じロングの部に出場しているCちゃんを追い抜くことを目標に走った。すぐに追いつけると思っていたが、意外に手間取り、Cちゃんの姿を視界に捉えたのは、私が7周目(Cちゃん6周目)に入ったところだった。その後、リレーの部に出場のOT原さん、ショートの部のM淵さんにも追いつき、少し話しをすることもできた。

さすがに7周目以降は、コースにも飽き、集中力を欠いてペースダウンした。帰路の砂場400mは最初から自転車を降りて押して歩いた。そんなこともあり、予定していたよりは遅いタイムだった。2:16:15(65位)

 

Run 20km

10kmのコースを2往復する。最初の1〜3kmは防波堤のようなところを、直射日光をモロに受けながら走る。3km〜折り返し5kmまでは、松林の中。日陰で涼しく、気持ちよく走ることができる。

9月終わりの陽光は、それほど厳しくはない。しかし、2周回目に入り疲労が蓄積してくると暑さが集中力を奪い始める。水をかぶりながら我慢しながら走り続けた。涼しい松林の中はペースを維持することができるが、直射日光の下ではペースがガクリと落ちてしまう。エイドステーションの数は最小限で、置いてあるものも最小限。応援も、ほとんど期待できない。20kmとは言え、ちょっと厳しい状況だった。

レース後は、浜名湖本場のウナギを食べることに決めていた。レースで苦しくなったら、今晩は「うな重や!」と思って頑張ろうと思っていた。しかし、ランの後半は疲労からか「うな重」を想像しただけでも、気持ち悪くなってしまった。うな重より、アイスが食べたい!

15kmを超えると疲労もピークになるが、あと5kmと思うと力が湧いて来る。アイアンマンのように、絶望的な気持ちになることも、肉体的に崖っぷちに立たされることもない。最後は結構余裕。程良い疲労と達成感を抱いてゴールした。ラン20kmは1:35:29、4:46/km
ペースで走り切った。


アイアンマンより、ゴールする表情にも余裕がある。

 

●Swim2km/0:36:44(95位)
●Bike70km/2:16:15(65位)
●Run20km/1:35:29(31位)
■トータル/4:28:28(46位)


レースの後は、2500円以上もする「うな重」を食べた。興奮し過ぎてデジカメを車の中に置いてきてしまったので、これだけ携帯電話で撮影。