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Bike 65km
第1ランでは集団から遅れることなく走り切ることができた。その波に乗って行きたいところだが、皆さんトランジットが早いようで、私が補給食を食べ、バイクスタートしようとした頃には、もう誰もいなくなっていた。
一人で走っていると、バイクが苦手な私は、どんどん抜かれる。リレーの部やショートの部の選手に抜かれても順位に関係ないのだが、精神的にはよろしくない。
抜かれる度、落ち込んで行く。しかも、ドラフティング(他人の後ろに付いて空気抵抗を減らし楽に走ること=この大会では反則です)しながらでやって来て、集団で抜いて行くので、やってられない。
マーシャルも反則(ドラフティング)をとるどころか、注意や警告もなし。ただ見ているだけ。せめてトップ20位くらいまでは、厳しくドラフティングを規制して欲しいところだ。
私は集団に抜かれる度、距離をあけて付いて行こうとすることでスピードアップを図った。でも、先頭交代しながら走られると、付いて行けなくなる。単独で走っている人を一人一人抜き、集団に抜かれながら走り続けた。

ドラフティングしないメリットは、ちゃんと写真に写ること。単独で走り続けて、自分がメインの写真を撮ってもらう方が、ドラフティングで楽をするより、ずっといい。

コースは、ほぼフラット。99%DHポジションで走ることができる。 |
幸い、アイアンマンジャパンまでは170km、その後も100km以上走っていたので、一人でも65kmくらいなら、そこそこのペースで走り続けることができた。
コースも比較的フラット。長いなだらかな坂はあるが、ダンシングする程の坂は全くない。
が、タイムは昨年より4分以上も遅い1時間58分48秒だった。情けない。
参加選手中、おそらくベスト10に入る高価なバイクに乗りながら、バイクの順位は21位。情けない。
やはり、バイクは課題として残った。絶対的なスピードが足りない。 
珍しい、バイク横からのショット。前からだとスピード感がないので、撮影しやすいが、横からだとバイクのスピードに合わせてカメラを動かさないといけないので、難易度は飛躍的に上がる。この写真は、私が遅くて撮影しやすかった?
Run 20km
5km過ぎてから自然にペースが上がってくる、これが私のランの通常パターンである。
しかし、今回は5kmを過ぎてもペースが一向に上がってこない。その兆しさえない。
天候は晴天。気温はスタート時と比較すると、かなり上昇しているようだ。でも、走りに影響する程の暑さでもない。それでも、調子は上がらない。
とろとろ走っていると、10km地点で女子選手に抜かれた。小松鉄人レースでは初めての体験で、かなり凹んだ。さらに12km地点、またまた女子選手に抜かれた。これまで経験したことがないことが立て続けに起こり、気分は深海のごとく暗く深く落ち込んだ。今日は、相当遅いと思わざるを得なかった。
第1ランとは異なり、アップダウンもあり、そのアップ(坂)も長い第2ランのコース。疲れた脚には相当キツイ。脚が上がらず、何度もシューズの底が路面にひっかかる。
ようやくペースが上がって来たのは15km地点だった。ここから遅ればせながら2つほど順位を上げることができた。
相当遅いだろうと思っていた第2ランだが、なんとか昨年より20秒遅いだけの1時間33分47秒(17位)で走り切ることができた。
思うよなタイムではなくても、ゴールはいつも気持ちいいもの。これがあるから、また来年も出ようと思うのだ。なお、計時は先にスタートした鉄人の部のもの。
第1ラン(15位)より第2ラン(17位)の方が、順位が悪いということは、スタミナ不足の証明だろう。去年よりランの練習量は20%減っている。練習量の減少は、スピードには影響しなかったが、持久力にはり大きな影響があった。
総合では昨年と同じ17位だが、年代別では2位から6位まで転落した。45−49歳の選手は、みんな進化し続けているようだ。45歳を超えれば現状維持できればいい、と思っていたのだが、そうではないことがわかった。同じ年代の人に負けないよう、来年は私も進化して、このレースに望みたい。
■総合タイム
●第1ラン8km/32分23秒(15位)
●バイク65km/1時間58分48秒(21位)
●第2ラン20km/1時間33分47秒(17位)
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